薬が出ない

とにかく、高熱を伴わない風邪程度では病院へ行かないことにしている。

 

と、いうのも息子の調子が少し悪いかなと思い、小児科へ連れて行った所、

 

「はい、熱ないね、鼻水出てるけど、特に吸わないでこのままにしておいてOK、薬もあげないで良いから2~3日様子見て、悪化したらまた来て」(意訳しました)

 

というお医者さん。

 

・・・いや、ちょっと待って、日本では病院へ行って耳鼻科で鼻水吸引してもらって1週間分の薬が出るレベルなんですけど。

という間もなく、あっけなくさようなら。

 

支払った代金数十ドル。

入っている保険にもよるけれど(日本と違って国民皆保険ではなく、健保も存在しないので個人で医療保険に入る)薬が出ようが出まいが、手術等の高度医療以外では支払う代金は一定なのです。

(我が家の保険プランでは、風邪をひいても、健康診断のインタビューを受けるだけでもお医者さんにかかったら定額の料金がかかる)

 

また、違う日には、息子が手足口病の疑いがあったので病院に電話してみると、

(息子のホームドクターの小児科は朝直接お医者さんと話せる時間帯があるので、それはそれで助かっている)

熱が出たらタイレノール(市販の熱さまし)飲ませて様子見て!

と、想像していた返事が返ってきた。

 

どうやら、病院へかかる目安の体温は104℉(40℃)らしい。

(結構な頻度で104℉を超えているかを聞かれるので)

40℃って結構な高熱・・・日本だと38℃位で病院へ行くのにな。

 

ここまで来ると、日本では薬が出すぎていたのかなと思わざるを得ない。

 

でも、やはり息子に関しては鼻水が耳に回って中耳炎とか、喉に回ってゴホゴホするとか、そういうことは避けたいので、自宅で吸引している。

メルシーポット S-502 - シースター株式会社

↑持ってきて本当に良かった!

そして、日本から持ってきたり送ってもらった水薬を飲ませている。

 

大人も、日本から持ってきた市販薬で難をしのいでいる。

(出国前、私がドラッグストアで3万円爆買い、夫にあきれられるも、それ位して良かったと今は思っている。もちろん私は買った時も思っていたけれど)

やはり薬は慣れているものの方が安心出来るし、何よりも精神衛生上こちらの方が良い。

それにアメリカの市販薬は強すぎて、経験上、効きすぎる位な気がする。

 

こんな病院事情ですが、現在家族3人で風邪っぴき。

病院へ行ってもタイレノール飲んでとしか言われなさそうなので、

日本の市販薬様様で風邪と戦っております。