Thanksgiving & Black Friday ≒ お正月&初売り

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サンクスギビングの連休真っ只中。

この季節が来ると、本格的な冬に突入することを実感します。

 

さて、サンクスギビングとは感謝祭のことで、その年の収穫に感謝をする日ですが、現代ではその意味合いは薄く(本来の意味がしっかり残っている地域もあると思う)、家族揃って食事をする日という位置付けになっているようです。

 

イメージとしては、日本の盆暮れのようなものでアメリカ全土で民族大移動。

サンクスギビングに向けて帰省ラッシュが起きます。

(その為、サンクスギビング前後の航空券は割高で且つ取りづらい)

近所の家の前には何台も車が止まっている様子を見るので、家族が集まっているのだろうなというイメージがすぐにわきます。

 

ちなみに、サンクスギビングでは七面鳥と(ほぼ決まった)サイドディッシュ、デザートにパイを食べることが殆どで、これは日本のおせち料理みたいなものかと思います。

更に皆でフットボールをテレビ観戦することもあり、これは紅白歌合戦をみるようなものかと考えています。

 

国は違えど、このような行事を対比させてみると共通点があって面白いです。

 

サンクスギビング当日は、どこのお店(スーパー、レストランも)も大体閉まっています。

ただし、その翌日はブラックフライデーといって初売りのような一大セールが催されます。

最近はブラックフライデーが前倒しになっていて、大体サンクスギビング当日夕方からセールが始まります。

これはクリスマス商戦開始の合図で、とにかく誰もが買い物に勤しみます。

何でもアメリカの小売の年間売上の半分はサンクスギビングからクリスマスまでの1カ月に集中するそうです。

 

そう言えば、日本でもブラックフライデーが少しずつ広まってきているようですが、きっかけはどこからなのでしょう…?

イースター、ハロウィンはディズニーランドの影響が強いかなと思っていますが、ブラックフライデーはどこから?年末年始に向けての消費拡大を狙うには良いタイミングとは思いますが、なかなか動機付けが難しそう。

 

話はずれましたが、

我が家は友人家族に招待され、Friends Givingのブランチをしました。

由来はよく分からないけれど、サンクスギビングを家族と過ごさない人たちが友達と食事を共にするものと思います。

それぞれ料理を持ち寄り、(大体は友達が頑張って料理してくれました)ゆっくりと食事を楽しみました。

(写真は私が持って行った野菜でかたどったターキー)

食事の後に大人はカードゲームをして、これもこれでお正月のカルタ取り(実家では賭けない花札でしたが)みたいなものだと思っていました。

 

そして、ブラックフライデーのセールも、きちんと楽しみました!

サンクスギビング当日はTarget(大規模な量販店。イメージとしてはイトーヨーカドー)へ行き、電化製品を何点か購入。

とにかく混み合っていて、初めて車で埋まった駐車場を見ました。

そして、みんなとても買うこと!10人に1人はテレビを買っていたように思います。

並ぶのを嫌うアメリカ人も、この日は文句ひとつ言わず長ーい会計の列に並んでいました。

ブラックフライデー当日はモールへ出かけて洋服を物色。

結果、購入に至ったのは夫だけでしたが、ほぼ全てのお店で3割から半額オフで潔さを感じました(←そこ?)

私は諸々踏みとどまり何も買わず…日本にいたら買うのかなという洋服も、こちらにいたら着る機会もないし諦めました。

本帰国が決まったら文字通り爆買いの予感。そこまでエネルギー温存しておこうと思います!

 

4日ある連休も折り返し。

あと2日何をして過ごそうか、時間を無駄に(寝正月みたいに)しないようにせねばと思います。